体は子供、頭脳も子供。がいい。

今日ドトールで豆乳ラテを片手に読みふけった本。
知りたかったことのほとんどがこの本に詰まっていて、とても勉強になった。

Q&A少年非行を知るための基礎知識

Q&A少年非行を知るための基礎知識

子どもとかかわる仕事上、こういう問題からは目を逸らすわけにはいかないのだ。
私がふだんよくかかわる子どもというのは小学校低学年のちびっ子たちなのだが、「ちびっ子」という言葉は当てはまらないような、子どもらしい子どもは少ない気がする。残酷なことを平気で言ったり、大人を大人と思わないような(人を人と思わないような)言動をしたり。「昨日×××ってテレビ見たー?」と、それくらいの子どもなら普通寝るべき時間のテレビを見ていたり。(私なんてそれくらいの頃は9時前に寝ていたよ。寝たくなくても疲れて寝ちゃっていた)

本書でも、

最近は、子どもは大人と同じような生活をしているのです。中学生も、小学生も、大人も子どもも、一様に同じような生活をしています。非行だけを取り上げれば、低年齢化という見方が出てくるでしょう。ところが、それだけではないのです。よいことも悪いことも、あらゆる場面で大人と子どもは同じような生活をするようになっています。3歳らしい生活、10歳らしい生活といった、「年齢らしさ」が喪失しているのが現代ではないでしょうか。

と指摘されている。まさにそのとおり!そこのお父さんお母さん!自分の生活に子どもを巻き込んでいませんか?つき合わせていませんか?

本書には、わかりやすいQ&Aや、数々の事例が載っているんだけれど、事例を見ると、ほとんどに共通しているのが「養育者の養育態度に問題あり」「家庭環境に問題あり」なんです。

子どもが非行に走らないために最も大切なのは親の愛情です。この愛情の絆がしっかりしていれば、非行に走る前に親の顔が浮かび、非行には走らないと思います。

今私のまわりにいる子どもたちが、非行少年予備軍にならないように、私は私にできることをしよう。私にできることって実際少ないけれど…。子どもたちと本気で遊ぶ中で、いい信頼関係を築き上げていくこと…かな。まずはそこから!