子どもって可愛いなーと思う瞬間

今日の出来事。

お弁当の時間。6人用のテーブルをいくつか並べて、子どもたちは適当にグループを作ってそれぞれのテーブルについて食べる。職員もどれかのテーブルについて一緒に食べることになっている。

ある2年生の男の子が、今日はデザートが梨と巨峰の2種類もあるから、巨峰を一粒私にくれると言ってくれた。でもまだ「いただきます」前だったので、「じゃああとでちょうだい」と言って、私は別のテーブルについた。今日は一人でいる1年生の女の子(仲良しの子が休んでしまったため)のテーブルについて一緒に食べることにしたからだ。
私は女の子と楽しく談笑しながら食べ進めていった。ちょうど食べ終わった頃、そういや巨峰くれるって言ってくれてたけどなぁ…とその男の子にしばらく視線を送っていたが、彼は私の視線に気がつく様子もなく、同じテーブルの友達と楽しそうに喋りながら食べていた。こっちから催促することじゃないしなーと、そのまま「ごちそうさま」をした。

そして時間は過ぎて、帰りの時間のときのこと。その男の子が「そういえば、先生に巨峰あげるって言ったけど、あげなかった…」と言ってきた。

「そうだよ〜、私楽しみに待ってたのに〜」(冗談っぽくね)

「え〜、そうなの?」

「いつくれるのかな〜って○○○(彼の名前)のことじーっと見てたのに、全然気付いてくれないんだもん」

「え、オレだって先生のことずっと見てたよ。でも先生、△△△(女の子)とずっと喋ってたから…」

オレだって先生のことずっと見てたよ。この言葉に思わずきゅん。となった。か、可愛い。あと15歳年上だったら落ちていたわ。(私って簡単でしょ)

仕事で子どもと関わっていると、1日のうちで、子どもってやっぱり可愛いなーって思う瞬間と、こいつめーって思う瞬間は5:5くらい。まぁ、日によっては3:7だったり、7:3だったりするけれど…。