先生、お元気ですか?

買った。

鈴木先生 5 (アクションコミックス)

鈴木先生 5 (アクションコミックス)

待望の5巻が最近発売されたので、さっそく購入。これは、中学校教諭の鈴木先生が、いろんな問題に全力で挑んでいくという話。そう言ってしまうと単なる“教師もの”に思われそうだけど、鈴木先生は教師ものにありがちな熱血先生でもないし、感動ものでもない。今までになかった新しい教師像だし、次々起こる問題も、現実離れしていない。だからこそ怖い。かなり衝撃的。
以前、まだ1巻しか出ていないとき、本屋で試し読みできるようになっていて、タイトルと可愛くない画に惹かれて立ち読みしたんだけど、めちゃくちゃおもしろくて1巻まるごとその場で立ち読みしてしまった。読み始めると止まらなかった。これはほんとにおもしろい!絵はホラーまんがみたいで怖いし全然可愛くないから女子には受け入れがたいかもしれないが、本当に読み始めると止まらない。とにかくおもしろい。何度も言うようだがおもしろい。しつこいですがおもしろい。早くも6巻が待ち遠しい。

私の中で印象に残っている先生は、中学校の先生ではない。嫌な先生でもなかったが、特に好きでもなかった。私の中で印象に残っている先生は、高校3年生のときの担任の先生。顔に似合わず、担当していたのは国語だった。いつも煙草の匂いがしていた。国語の教師のくせに言葉遣いが悪かった。女子にはドン引きの武勇伝をいろいろ聞かせてくれた。徹夜で勉強してボロボロのまま学校に行ったとき、こっそりドリンク剤をくれた。先生、覚えていますか。